2013年04月30日

創業百二十年記念 龍村平蔵「時」を織る

日本橋高島屋

組織が数学だってのは知ってはいたんですが、いやー、龍村家、超理系。
膨れ織りが縦緯強撚糸で織り上げた後蒸す、とか。
特許と実用新案の嵐だったとか。
映像で紹介されていた現在の職人さんが図案を見ながらピアノマシンで紋紙をすらすら空けていくのも、神業にしか見えない。

復刻の羅織りがミンミン蝉の羽のような繊細さでうっとりする。
有名なコプトのインコもいたし。
欲しい帯満載だし。カピタンのとか。到底買えないけど。

デパートのこの手展覧会は、大抵見所ちょこっと、物販山盛り、が多いですが、今回は普通に美術館レベルでした。
最後の一室が現当主?四代目の内覧会のようになっていたけど、初代〜三代までと見劣りすることがないので、そこまで含めて立派に展覧会でした。


空いててもじっくり観ると1時間半ぐらいは必要な感じ。映像は16分。
posted by のの吉 at 23:43| Comment(4) | 美術展 展覧会

2013年04月28日

柿葺落四月大歌舞伎 第三部 

今度は三階席。3列目正面。
いや、落ち着くこと。
花道もすっぽんあたりまで当たり前に見えるし、役者が重なって見えないってこともないし。
ただし、両隣によっては着物厳しいときはあるだろうな、とは思いました。


盛綱陣屋、
見所を前回学習してたので、オペラグラスで色々ガン見。でも、微妙と小四郎の場面は爆睡。我ながら現金。

芝雀の早瀬は「武士の奥方」なんだけど、東蔵の微妙と時蔵の篝火は武士の妻っぽくないような。情に勝りすぎっていうかなんてのか。
小四郎もどーゆーのがいい小四郎なのか、イマヒトツわかってないのだけど、とりあえず説得力はないな。と思いました。ニザ様が表情満載なのに、最後まで無表情。無表情は正解なのかもしれないんだけど、うーーーん。
首実検のところで首に刺すものは、笄(刀剣のほう)?こーゆー使いかたするの?と思ってましたが、本日、形状から小柄だったことがわかりました。小柄崩しの帯留め持ってるよ。。。手品のように取り出されたので、どこにどう収まってたのか確認できなかったんですが。
で、初回と同じく、仁左衛門の美しさと吉右衛門のおおきさと鶴澤宏太郎の三味線のかっこよさにほれぼれしました。鶴澤宏太郎って芝居の間を目で見てないの。耳で聞いてるの。いや、かっこいい。

勧進帳、
初回は、最初のほう義経にかぶってしまって、勘九郎が見えなかったんですが、今回はばっちり。大満足。
勘九郎が一番かっこよかった気がしました。飛び掛かる寸前で静止している形が一番低いとか、弁慶から正面に視線を移すタイミングとか。声もつぶれ気味かも、とは思いましたが、いい声。
で、六方。幕見席からムキになったかのように手拍子が始まり、結局、劇場万遍なく手拍子に。
馬鹿騒ぎとお目出度い感はイコールではないのだな。と。
早々に平常運転に戻って欲しい気もしました。

posted by のの吉 at 23:34| Comment(2) | 映画 演劇

漏れ聞いた話 その8

歌右衛門の滝夜叉姫はすっぽんから上がってきたとき、恨みの表情がすごかったらしい。
玉様は綺麗だけど、恨みって感じはなかったですねぇ。と言ったら、また辛いね。と言われる。


ロビーでお稽古する場合、長いゴザを敷く。ゴザといわずにじょうしき(上敷?)というとのこと。
posted by のの吉 at 14:20| Comment(0) | 雑記

2013年04月20日

柿葺落四月大歌舞伎 第三部 

一、盛綱陣屋(もりつなじんや)
二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)

盛綱陣屋、
仁左衛門美しい。吉右衛門も文句なくかっこいい。
仁左衛門、義太夫にのった動きが本当に綺麗。
鶴澤宏太郎の三味線がこれまた、音もノリも良くって(この表現が妥当かどうかはさておき)、ものすっごいテンションあがり、歌舞伎なのに、どこ観ていいんだか、になる。
仁左衛門と吉右衛門の幕切れも華やかで、柿葺落だなぁ、とじんわり思う。


勧進帳、
やっぱ、四天王でしょ。と、弁慶そっちのけで観る。三人とも顔ちっちゃ。(左團次はちょっと置いておく)
花道でも、舞台中央でも、揉み合うところなんて、いや、楽しい。
静止している姿勢は勘九郎が一番姿勢がいいわねぇ、とか、勘九郎と松緑が弁慶を横目で見てたのは、演技なのか、お勉強なのか、どっちかしらねぇ、とが。本気で何観てんだか。
梅玉の義経は綺麗なだけじゃなくって品があって、もしかしてコレがホンモノの義経かも、と思いました。
別段、今まで観た義経がニセモノと言うわけでもないんですが。

ともかく、三部楽しみました。

posted by のの吉 at 23:57| Comment(9) | 映画 演劇

2013年04月17日

着付け教室

を探すべきか。
っていうか、美意識の問題かも。

美意識って顔でもないんだけどねー。ここは顔じゃないか。
どーしよーかなー。
posted by のの吉 at 21:54| Comment(2) | 着物

2013年04月14日

柿葺落四月大歌舞伎 第二部 

開場後初観劇。
しかし慣れない1等、しかもすっぽん同列で、見事に久しぶり感は沸かず。

一、弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)
  浜松屋見世先の場より
  滑川土橋の場まで
二、忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)
  将門

弁天娘女男白浪、
筋がわかってんのは当たり前なんだけど、大御所ばかりで超安定。
男に戻ったときの、ざっぱけた感じは、さよならの時のほうが、楽しかったかも。
細かった頃の記憶もあるしな。とかおもいつつ、白浪五人男でずらっと並んだときも、裾の着付け方(左右とも表に出ている)、傘の持ち方(端ぎりぎりをもってて、親指が柄に沿ってすっと反ってる)が菊五郎が一番鯔背でかっこいい。古希で弁天はすごいことだよねー。とつくづく思う。

忍夜恋曲者、
すっぽんから出てきた玉様をガン見。そっかーこーゆーふうに見えるのね、と慣れない席を堪能する。
玉三郎の滝夜叉姫が楽しみだったんですが、それよりなにより、松緑がかっこいい。あちこちで言われてますけど、風貌がお父さんに似てきたと思う。
あと、蝦蟇が小さい。動かなくていいから、もっとでかいほうがいいと思う。


なにはともあれ、やはりいい席で観るとおなかいっぱいになるもんだ。と思いました。

posted by のの吉 at 21:08| Comment(4) | 映画 演劇

2013.4.14

最高21度、最低10度。晴れのち曇り。強風。

結局帯は馬鹿柄、でも私にしてはややキンキラ。長着は小紋。
昼間だけなら、道中夏お召しで十分。

道中:夏お召し
長着:袷柳
帯:唐子磁器柄袋帯
帯揚:楊柳柳色
帯締:道明青味がかった白
草履:水色×白
襦袢:麻(袖黄緑)+かわり縮緬
防寒:なし。

nagagi_komonyanagi.jpg

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posted by のの吉 at 20:06| Comment(0) | 着物 組合せ

2013年04月12日

練習

袋帯を練習する。
袋帯のくせにばっちりお太鼓柄。


ブログを見返すとブログ始めてこのかた袋帯一度もしてないやん。。。
posted by のの吉 at 00:06| Comment(2) | 着物

2013年04月06日

4月文楽公演 第2部

心中天網島 しんじゅうてんのあみじま
 北新地河庄の段
 天満紙屋内より大和屋の段
 道行名残りの橋づくし

北新地河庄の段、天満紙屋内より大和屋の段が長丁場で、集中力がすごい必要。

北新地河庄の段、
切の嶋大夫のが治兵衛はあからさまに情けなげで、コレ正解。と思う。
勘十郎さんの小春は斜め下をじっと見て耐えてるとこ、本当に美しい。動きがないところのほうが人形だけに美しいのかも。と最近思う。

天満紙屋内より大和屋の段、
ここに至ってはもう、どうしようもない。という感じとそこが肝なのだとは思うけど、治兵衛の出来の悪さに辟易する。

道行名残りの橋づくし、
さされた小春は本当に痛そうだった。
でもね、治兵衛を助けるというおさんとの約束を反古にするのを悔いるのはなしね。と思う。いっそ勝ち誇ればいいのに、と思う。

東京で5月に観ると、観かたは変わるかな。どうかな。
posted by のの吉 at 23:35| Comment(2) | 映画 演劇

4月文楽公演 第1部

【第1部】
伽羅先代萩 めいぼくせんだいはぎ
 竹の間の段
 御殿の段
 政岡忠義の段
 床下の段

新版歌祭文 しんぱんうたざいもん
 野崎村の段

釣女 つりおんな


伽羅先代萩、
パンフの解説で、赤い着物は烈女をあらわすものでもある、と書かれていて、摂州合邦辻を思い出し、なるほどね。と思う。
しかし、クドキで三味線が良ければよいほど、爆睡スイッチが入ってしまうことを自覚する。前回は寛治で、今回は清治。大阪まで来て国宝で寝るって、贅沢っちゃ贅沢なんだけど、馬鹿モノであることに違いない。
床下の段、相子大夫が低音で唸ってました。かっこ良かったです。2月の東京に引き続き、この手の役がつくの、嬉しいです。

野崎村、
おみつ、悟るまでのちょこまかちょこまかした動き、えっらいかわいい。さすが勘十郎さん。
しかし、伊予縞着てる男にろくなのいない。
そして、文楽のお父さんは本当に苦労してるのが多いなぁ。と思う。
おみつもお染もかしらは娘。
切りは住大夫と錦糸、寛太郎。寛太郎は実力なんだろうか、血筋なんだろうか、と若干色眼鏡で見てしまう。足引っ張ってる感はまるでないけど。

釣り女、
楽しく、お気楽に観れました。
posted by のの吉 at 22:53| Comment(0) | 映画 演劇

2013年04月05日

竹本義太夫300回忌追善・勧進特別公演 大阪

人形浄瑠璃 用明天皇職人鑑
座談会 今回の公演の趣旨についての話 等
人形浄瑠璃 花競四季寿(万歳・海女・関寺小町・鷺娘)
天地会 義経千本桜 三段目 すしやの段

東京もまだ控えているので、天地会については簡単に。

用明天皇職人鑑、
勘十郎さんで、老女方は相変わらず美しい。
蛇が太短い。以前見た龍が湯であがった海老だったことを思い出す。

今回の公演の趣旨についての話 等、
高木浩志が司会。大阪のパンフに半端無い知識で毎回解説していて、どんな人なんだろう、と思っていたんだけど、立派な体躯のこれなら怒られても仕方ない、という感じの方だった。別に解説で怒っているわけでもないんだけど、「勉強が足らん」と怒られているような気にいつもなっていたので。で、文章でついていけないものを口頭で言われるといよいよ難しい。

花競四季寿(万歳・海女・関寺小町・鷺娘)
池上實相寺寺の狭い空間での印象がとても強かったので、本来、こっちかー。と思いながら観る。距離感よりも照明がお寺のほうがよかったです。特に関寺小町は劇場だとはっきり人形が照らされていたので、寂寥感が少なめで気丈さが強めに出ていたような。
初めて観た海女は一人使いの蛸が出てきてユーモラス。
関寺小町の住大夫は朗々とした浄瑠璃でした。
鷺娘は、相変わらず華やか。

天地会 義経千本桜 三段目 すしやの段
サービス満点。
三味線が本業の大夫さんは、上手い方が多かったんだけど、後は見事にぐだぐだ。
大夫の口三味線に煽られる三味線とか、足遣いがダンっと音出してんのに前に進まない主遣い(足と左本業の方が担当。)とか、いや楽しい。

最後は技芸員全員が客席フロアの前に勢ぞろいして、嶋大夫の大阪締めで終了。





posted by のの吉 at 22:59| Comment(4) | 映画 演劇

2013年04月01日

惑星直列

本日、年度初めのため、偉い人の話を聞きに広めの部屋へ。
ちょっと出遅れたので、立ち見に。

ふと気がつくと、私から前方へ縦にずらーっと○ゲた後ろ頭が。




いや、本当失礼な話なんだけど。
立ち見も後ろのほうで、話し手本人どころか投影している画像も見えないし。
両脇はそんなことはないので、弊社、別段○ゲ率が特別高いわけでもないです。
posted by のの吉 at 22:42| Comment(0) | 雑記